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ストックホルム · 市内の移動

ストックホルムの市内交通と移動ガイド:アーランダ空港からのアクセスと地下鉄・フェリーの乗り方

2026年9月3日 · 時点 · 約4分

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主要交通機関の特徴と使い分け

ストックホルムの公共交通機関は「SL(Storstockholms Lokaltrafik)」によって一元管理されており、地下鉄、近郊列車、トラム、路線バス、一部の公共フェリーを共通の乗車システムで利用できます。多数の島からなる水上都市のため、目的地に応じて陸路と水路を使い分けるのが効率的です。

地下鉄(Tunnelbana)

市内移動の主力となる交通機関です。グリーンライン、レッドライン、ブルーラインの3系統があり、すべて中心駅であるT-Centralen(T-セントラーレン駅)で接続しています。中心街のノルマルム地区、セーデルマルム島、クングスホルメン島などの主要エリアを短時間で結びます。日中は数分間隔で運行しており、移動時間の計算が最も容易です。

トラム(Spårvagn)と路線バス

トラム7号線(スパーヴヮーグ・シティ)は、中央駅から博物館や観光名所が集まるユールゴーデン島(Djurgården)へ直行する際の主要ルートです。地下鉄が通っていないエリアを補完する路線バスは市内全域を細かく網羅しており、地上からの景色を眺めながら移動したい場面に適しています。

公共フェリー(Pendelbåt)

SLチケットでそのまま乗船できる公共フェリー(80号線や82号線など)は、ガムラスタン(旧市街)、スルッセン、ユールゴーデン島、シェップスホルメン島などの島々を水上で結びます。陸路で大回りするルートを直線的に短縮できるだけでなく、移動しながら水辺の景観を楽しめる実用的な移動手段です。

チケットとパスの選び方

ストックホルムの交通機関は完全キャッシュレス化されており、車内や改札での現金支払いはできません。

  • シングルチケット(75分間有効):非接触決済(タッチ決済対応のクレジットカードやスマートフォン)を改札機にかざすだけで乗車できます。購入から75分以内であれば、地下鉄、トラム、バス、フェリー間の乗り換えが自由です。
  • トラベルカード(24時間・72時間・7日間):SLアプリまたは専用ICカードで購入できる乗り放題パスです。短期間にフェリーや電車を何度も利用して広範囲を巡る旅行者に適しています。
  • パスが不要なケース:観光の拠点がガムラスタンやノルマルム周辺に集中しており、徒歩での散策が中心となる旅程の場合は、都度タッチ決済でシングルチケットを利用する方が費用を抑えられます。

アーランダ空港(ARN)から市内へのアクセス比較

空港からストックホルム中央駅(Stockholm C)へのアクセスは、所要時間・利便性・コスト帯によって選択肢が分かれます。

  • 高速列車(アーランダ・エクスプレス):所要時間約18分。空港地下から市内中心部へノンストップで結ぶ最速の手段です。高価格帯ですが、定時性が高く車内の荷物置き場も広いため、移動の疲労を最小限に抑えたい場合に最適です。
  • 空港連絡バス(フリューグブッサーナ):所要時間約45〜50分。中央駅直結のバスターミナル(シティターミナル)へ直行します。中価格帯で運行本数が多く、座席を確保して落ち着いて移動したい旅行者に向いています。
  • 近郊列車(Pendeltåg):空港地下駅から中央駅まで乗り換えなしで約40分です。通常のSLチケットに加えて空港駅通過料が別途必要となります。
  • ローカルバス+近郊列車(マーシュタ経由):空港から一般路線バスでマーシュタ(Märsta)駅へ向かい、そこから近郊列車に乗り換えるルートです。通常のSLチケットのみで移動できる最安ルートですが、乗り換えの手間と約60分の所要時間がかかります。
  • タクシー・配車サービス:高価格帯ですが、目的地まで直接アクセスできます。空港からのタクシーを利用する際は、乗車前に固定料金(Fixed Price)の設定がある大手会社を選ぶ必要があります。

実用的な移動の注意点

ラッシュアワー:平日の朝(07:30〜09:00)と夕方(16:30〜18:00)はT-Centralen駅を中心に混雑します。大きなスーツケースを携えての移動はこの時間帯を避けるとスムーズです。

運行時間と深夜運行:地下鉄やトラムは早朝から深夜0時過ぎまで運行しています。金曜日と土曜日の夜間は地下鉄および近郊列車が終夜運行(24時間運行)を行っているため、週末の夜遅い移動も安心です。平日の深夜帯は夜間バスが鉄道の代替として運行されます。

バリアフリーと荷物対応:地下鉄の各駅にはエレベーターやスロープ、幅の広い自動改札機が整備されています。バスやトラムは低床車両が標準となっており、車椅子や大きな荷物、ベビーカーでの移動が容易です。

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