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· 訪問 12月 2025 – 7月 2026

雪と緑のコントラストに惹かれて。江原道・束草を巡る旅

W World by City 編集部 2026年9月8日 約4分

100%実際に訪問・自分で撮った写真

この記事の写真は、World by Cityの運営者が実際に旅をして撮ったものです。AI画像やストック写真はありません。 撮影日 2025年12月13日 – 2026年7月5日 (写真18枚, 位置情報あり18枚).

雪が舞う冬の日、コンクリートの壁に映える赤い実の木
雪が舞う冬の日、コンクリートの壁に映える赤い実の木 · 2025年12月13日

韓国の江原道にある束草(ソクチョ)という街に、私は二つの異なる季節で足を運びました。一度目は冬の静まり返った空気の中、そして二度目は生命力に溢れた夏の盛りです。同じ場所でありながら、季節によってこれほどまでに表情を変えるのかと、カメラのシャッターを切るたびに驚かされました。今回は、私の手元に残った写真だけを頼りに、あの旅の断片を書き留めてみたいと思います。

白銀の世界に染まった冬の静寂

2025年の12月、最初に訪れた束草は深い雪に覆われていました。コンクリートの建物が並ぶ街角でふと足を止めると、冷たい灰色の壁と階段の傍らに、鮮やかな赤い実をつけた木が立っていました。白く降り積もる雪と、その対比となる赤い実の色彩がとても美しく、冬の厳しさの中にある小さな生命力を感じた瞬間でした。空気は刺すように冷たかったですが、その静けさが心地よく感じられました。

翌日には、さらに深い雪に包まれた森の中へと足を踏み入れました。目の前に広がるのは、どこまでも続く真っ白な雪景色です。木々の枝には重そうに雪が積もり、足元の小道には私の歩いた足跡だけが点々と続いていました。誰にも邪魔されず、ただ雪を踏みしめる音だけが響く森の中を歩きながら、冬の旅ならではの孤独と贅沢さを同時に味わったことを覚えています。

夏の光とエメラルドの海

季節が巡り、2026年の7月に再びこの地を訪れました。冬の静寂とは打って変わり、街は夏の強い日差しに照らされていました。夜の街に出ると、黒い夜空を背景に巨大な観覧車が色鮮やかなライトアップで輝いており、都会的な華やかさに目を奪われました。夜風に吹かれながら眺めるその光景は、冬の旅では見られなかった束草のもう一つの顔のように感じられました。

翌日の昼下がり、私は東海の海岸へと向かいました。目の前に広がっていたのは、透き通るようなエメラルドグリーンの海です。白い波が寄せては返す砂浜を歩き、遠くに小さく見える島と灯台を眺めていました。さらに海岸沿いの丘に登ると、青い空と深い緑の森、そしてどこまでも続く青い海が一体となった絶景が広がっていました。石造りの手すりに寄りかかり、潮風を感じながら過ごした時間は、心からリフレッシュできるひとときでした。

雪嶽山の険しさと寺院の静謐

海から少し離れ、今回は雪嶽山(ソラクサン)の懐へと入りました。目の前に現れたのは、険しく切り立った花崗岩の岩稜と、それを覆い尽くすような深い緑のコントラストです。夏の山は生命力に満ち溢れており、切り立った岩肌と青々とした樹木が織りなす稜線の風景には、自然の圧倒的な威厳がありました。一歩一歩登るたびに、視界が開け、山々の重なりが美しく描き出されていました。

山歩きの後は、静かな伝統寺院を訪れました。青い瓦の韓屋(ハノク)の建物と、蓮の花が咲き誇る池が調和した風景に、心がすっと落ち着くのを感じました。庭園には黄色いルドベキアが群生しており、緑の森を背景に鮮やかに咲き誇っていました。境内には大きな観音菩薩の石像がそびえ立っており、参拝に訪れた人々が静かに手を合わせる姿が、夏の青い空の下でとても印象的に映っていました。

丘の上で過ごす穏やかな時間

旅の締めくくりに訪れたのは、緩やかな丘陵地が続く牧場でした。空は少し曇っていましたが、それがかえって深い緑色を際立たせていました。丘の上には白い風力発電機がいくつも並び、ゆっくりと回っていました。木製の柵が続く散歩道を、空に向かって伸びるように歩いていく時間は、日常の喧騒を完全に忘れさせてくれる穏やかなひとときでした。

草原に降りると、そこには羊たちがのんびりと草を食む光景が広がっていました。遠くに見える山々の稜線と、低く垂れ込めた雲、そして足元の青い草地。羊たちが自由に歩き回るその様子を眺めていると、自然の一部になったような心地よさを感じました。最後に見上げた曇り空の下、緑の丘に囲まれて過ごした時間は、この旅の中で最も心穏やかな時間となりました。

旅を終えて感じたこと

冬と夏、二度訪れたことで、束草という場所が持つ多様な魅力に触れることができました。冬の静寂も、夏の躍動感も、どちらも欠かせないこの街の個性だと思います。もし次に訪れるなら、もう少し時間をかけて、地元の小さな路地裏までゆっくりと歩いてみたいと感じました。

  • 冬の旅: 防寒対策は必須ですが、雪に覆われた森の散歩は格別な体験になります。
  • 夏の旅: 海と山、そして牧場と移動距離があるため、余裕を持ったスケジュールを組むのが正解です。

写真17枚

足跡だけが続く、雪に覆われた静かな森の小道
足跡だけが続く、雪に覆われた静かな森の小道 2025年12月14日
夜空に鮮やかに浮かび上がる巨大な観覧車の夜景
夜空に鮮やかに浮かび上がる巨大な観覧車の夜景 2026年7月3日
エメラルド色に輝く夏の海と、遠くに見える灯台
エメラルド色に輝く夏の海と、遠くに見える灯台 2026年7月4日
雪嶽山の険しい岩稜と深い緑が織りなす絶景
雪嶽山の険しい岩稜と深い緑が織りなす絶景 2026年7月4日
青々とした樹木と岩肌が調和する夏の山稜
青々とした樹木と岩肌が調和する夏の山稜 2026年7月4日
蓮の池と青い瓦の韓屋が美しい伝統寺院の風景
蓮の池と青い瓦の韓屋が美しい伝統寺院の風景 2026年7月4日
緑の森を背景に黄色いルドベキアが咲き誇る庭園
緑の森を背景に黄色いルドベキアが咲き誇る庭園 2026年7月4日
青空の下、堂々と立つ大きな観音菩薩の石像
青空の下、堂々と立つ大きな観音菩薩の石像 2026年7月4日
青い空と東海の深い青、そして海岸の森のコントラスト
青い空と東海の深い青、そして海岸の森のコントラスト 2026年7月4日
石造りの手すりの向こうに広がる夏の海と緑
石造りの手すりの向こうに広がる夏の海と緑 2026年7月4日
赤い灯台と防波堤が静かに佇む東海の海岸線
赤い灯台と防波堤が静かに佇む東海の海岸線 2026年7月4日
夜の川辺を彩る色鮮やかなレーザー噴水ショー
夜の川辺を彩る色鮮やかなレーザー噴水ショー 2026年7月4日
曇り空の下、緑の丘にひっそりと佇む木造の建物
曇り空の下、緑の丘にひっそりと佇む木造の建物 2026年7月5日
風力発電機が回る、広大な緑の丘と牧場の風景
風力発電機が回る、広大な緑の丘と牧場の風景 2026年7月5日
空へと続く、木の柵に沿った牧場の散歩道
空へと続く、木の柵に沿った牧場の散歩道 2026年7月5日
青い草原で過ごす羊たちと、遠くに見える風車
青い草原で過ごす羊たちと、遠くに見える風車 2026年7月5日
雲が流れる山々を背景に、のんびりと草を食む羊たち
雲が流れる山々を背景に、のんびりと草を食む羊たち 2026年7月5日

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